茨城の野球人へのインタビュー企画「茨城の野球人」
Profile
名前 | 小野瀬 将紀(おのせ まさき) |
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誕生日 | 1987年10月20日 (35歳) |
出身 | 茨城県東茨城郡大洗町出身 |
野球歴 | 大洗野球スポーツ少年団→ひたちなかボーイズ→明秀学園日立→常磐大学→長崎→紀州→福井 |
全国の独立リーグの中に茨城出身の選手が「福井県」にいます。3つのリーグを渡り歩いた現役独立リーグ選手にインタビューの協力をいただきました。
少年時代の思い出は?
・父親の影響で小学校3年生の時に大洗スポーツ少年団で野球を始めました。当時は、平日は毎日5時半から大洗小学校でチームの朝練があったため、毎朝5時に起きて自転車で朝練に行ってました。中学校は、ひたちなかボーイズと大洗南中学校の部活動を両立する野球生活を送っていいました。
高校時代の思い出は?
高校は、明秀学園日立に進学しました。関西から野球留学をしてきていたチームメイトも多く、レベルの高い選手ばかりだったのでレギュラーになるために必死に練習をしました。高校2年生からはセカンドで試合に出していただけるようになりました。2年生の夏の大会はノーシードで第1シードの水戸商業との試合は思い出に残っています。優勝候補のチームに勝って勢いに乗り、ベスト4まで進めましたが甲子園が目の前まで見えていたので、本当に悔しい大会でした。
なぜ独立リーグでプレーしようと思ったのですか?
・大学は地元の常磐大学で4年間プレーしましたが、先輩が独立リーグに進んでおり、自分も挑戦してみたいと思いトライアウトを受けました。大学卒業後に四国・九州アイランドリーグの長崎セインツに入団しましたが、初年度に所属球団が破産し、関西独立リーグの紀州レンジャーズに移籍しました。しかし、関西独立リーグも活動休止したため、1度は引退も考えましたが、BCリーグの福井ミラクルエレファンツに拾っていただき、今も野球を続けられてます。
独立リーグに入ってから印象に残っているエピソードは?
・盗塁王をとれたシーズンです。もともと50mが5.8秒と足には自信があったので、結果を残すことが出来たことが印象に残ってます。
独立リーグの印象は?
・野球に向き合う場所と思われがちですが、実際はそうではないです。球団やリーグ、地域の方々からの支援を受けて、「人」として「社会人」として成長できる環境があります。
これからの目標は?
昨シーズンからキャプテンを任命していただいておりますので、この独立リーグで成長して、日本一に相応しいチームをつくることです。若い選手ばかりですので、後輩の見本となるような人に成長していきたいです。
茨城県の野球界の印象は?
・大学卒業後に、九州、四国、関西、北信越でプレーして来ましたが、茨城県は他県に比べて高校野球がものすごく盛り上がっている印象があります。
全校応援の盛り上がりや、高校野球ファンで球場が人で溢れかえりっている雰囲気が自分は大好きです。茨城県は野球熱がすごく、レベルも高いと思っています。
茨城県民球団に期待することは?
・高校野球だけでなく、それを上回るようなエンターテイメント性のある球団として、茨城に根付いてほしいです。
みんなが生活の一部として楽しめる、そんな球団になることを期待してます。
茨城県民球団が加盟を目指すルートインBCリーグ。
福井の地で活躍する「茨城の野球人」の今シーズンの活躍を応援したい。
(インタビュー:長峰昌司)